かわせるせんりゃく
意識の高すぎる日本の消費者にモノを買わせるには、アメリカ人のように簡単にいきっこない。
おそらく今の消費のあり方にも、満足はしていない。それだけ日本人は意識が高すぎる。
では、その意識の高い消費者に、消費形態を合わせてしまえばいい。
こんな考え方がある。プラスチックもメタルも、新品の原材料なら、高い税金を乗っける。
今より5倍も10倍も、新品の原材料を使えば、割高にシフトする。
従来の割に合わないリサイクル。新品の原材料を使った時、税金が重く乗っかれば、本腰でリサイクル社会に突入するしか無くなる。
商品を買うと今まで使ったモノが、ゴミになる。実際現在はゴミの山。不法投棄も後を絶たない。
もしも、今使っているモノが完全にリサイクルされるなら、心置きなく新品を買える。
意識の高すぎる消費者にも、納得してもらえる。
税金は、流れを止めてしまう私物化や、害をだすモノを抑制する為にのっける。
新品の原材料に乗っけるのは、それがゴミを生む行為で、意識の高いニンゲンには、ゆるせないコトだから。
新品を心置きなく買う為に、新品の原材料を使った製品に重たい税を貼り付ける。コレはとても戦略的な、景気対策の一つのカタチ。