自分だけの
自分だけの喜び、快楽をとても追い求める。
もし、それを全て手にしても、意外に手応えがない。それなのに、とても追い求める。
この欲望は底なしのようでも、喜びや快楽があるのは、最初のほんの一部、あとはけだるいおかしな義務感のように、欲望をむさぼっていく人形。
喜びや快楽を求めても、最後は欲望に操られるお人形さん。
ヒトになる為には、そのチカラを他人に向けて使う。それならたいくつなお人形さんに、なり下がるコトもない。
むろん、お人形さんまで成れるヒトはごく一部。
もしも、欲望が義務感になったら、お人形さんになる前に、チカラを他人にさしのべまくろう。それで成り下がらないで、ヒトとして生きていられる。