キメ細やかに
国が国しか見なければ、雑になる。
大きいモノに目を奪われて、小さいモノをないがしろにした途端、とても雑になる。
国は大きすぎて、それだけに雑すぎの政策だけが、あぶりだされる。
国は、市町村を優先して行政を行うコトも、可能なハズ。
国の問題は後回し、市町村の問題に率先して取り組む。するととてもキメ細やかになる。
大きなモノではなく、小さなモノから解決していくその姿勢が、とてもキメ細やかな政策を誕生させていく。
国の重大な問題には、もちろん取り組まないと、そりゃマズイ。
ただ、小さい地域の問題から、糸口が見つかる事もある。決して小さい問題に取り組む事は、ムダにはならない。
今まで見えなかったモノに、気づき始める。小さな問題と軽く見ていた中に潜む、重要な要素に気づかされていく。
大きなモノが小さなモノを、支配はしない。大きなモノは小さなモノを助ける。
国の役目は、支配する事にはない。都道府県、さらには市町村を死にものぐるいで、助けていくコトが、本当の仕事。
それでキメ細やかな政策に変化していける。思いもよらない重要な問題の答えも、導いてこれるかもしれない。