さっかく
テレビは、まるでその中にいるような錯覚を、感じさせる。
現実には、テレビの中にいるようで、当然その中にはいない。
テレビは錯覚をさせる。
パソコンは、どうだろう。パソコンはその前にキーボードがある。余計な画面の枠もある。
パソコンは錯覚がしづらい。その中に入り込みづらい。枠があって、その世界に入る事を妨げる。
もしもパソコンから、キーボードと枠を外したら、どうだろう。それだけで入り込むやすくなる。
逆にテレビ自体も、もっと入り込みやすいように、錯覚を起こしやすいようにするにはどうすればいいだろう。
テレビ自体のフレーム、電源のオンオフの操作も、錯覚を妨げる。
それを排除するほどに、テレビは更に錯覚を起こしやすくなる。
あくまでも利用の仕方。錯覚の良い部分と、悪い部分。それを踏まえれば、更に使える道具になるかもしれない。
そのテレビと、現在のテレビ、パソコンの差。錯覚の差。感情移入の差。
その差を埋めて、自由にコントロール。