ムシケラ
時代とともに、ひとの価値はかわってきた。
まるでムシケラのように、扱われる時代もあった。一部の価値あるニンゲンと、多くのムシケラ。
今は違う。徐々にひとの価値はあがってきた。未熟な時代はムシケラだったが、成熟して、ひとの価値はあがった。
もっと成熟すれば、もっと価値は上がる。今はひと。もっと進めば国。
ひと一人を、国のように接する。周りの人も国。自分も国。そのくらい尊重する。
まだ時代は、そこまでいっていない。でもいずれもっと成熟すれば、そうなる。
もちろん逆にいく事もあり得る。未熟な方向に戻れば、またムシケラ。
これから、どちらへ。