多分分かる世の中の事

経済ねじれ

鈍足の巻

今日は、今までの概念にない事なので、説明が分かり難いかもしれない。ご容赦を。少し冷たい印象になるかもしれないけれど、箇条書き的に進めていこうと思う

競争によって、経済は高度になる。この高度になるを考えてみよう。一体高度とは、何を指すのか。売り手本意から、買い手本意になるコトを高度という。経済が発展している所ほど、買い手本意が進む。逆に経済が未熟な所は売り手本意

経済の発展により、買い手本意になる。買い手本意は、高品質低価格の二つの方向に進む。モノは高品質になっていく。価格は低価格に進んでいく。この二つが経済の発展の証拠になる。日本は、経済発展が相当進んでいる。高品質低価格の実現国

経済の発展がいっぺんに進めばいいのだが、そうは行かない。俊足な業種と鈍足な業種がある。すぐに変わる所と、ゆっくりと変わる所がある。それが経済のねじれになる。実際にどれが俊足でどれが鈍足か

生活に関するモノは、俊足で低価格。賢い主婦が見定める為か、生活用品はとても俊足で、高品質低価格化が進んでいる。生活費が少なくて済む好ましいコト。ただ、全ての生活費が安くなるわけではない。それが鈍足

鈍足の代表が家賃だろう。家賃はさほど下がらない。給与が下がると家賃の負担は重くなるだろう。そんなねじれが起こっている。他の鈍足も確認したい。鈍足としては公務員。公務員給与は変動が少ない。経済が変動しても、公務員給与は変動しない。とすれば経済が発展して高品質低価格になるほど、公務員は裕福となる。これもねじれの一つ

最後の鈍足は意識だろう。意識は、これだけの年収があるのが当然、そんな風に思い込む。その考えが経済の状況が変わっても残ってしまう。特に親の世代は、昔の考えを引きずる。そのままの考えだと、子供世代に対してのプレッシャーは大きい。それは、結婚の条件として突きつけられたりする。当然として条件に満たない、となれば婚期が遅れる人も増えるだろう

物の値段が下がっていても、給与水準は一定だと思い込む。経済の大黒柱だった製造業が、上手く行かなくなっても、給与水準は一定だと思い込む。その思い込みの意識が最大のねじれ。意識は相当鈍足で、現状の認識をするコトが出来ない

この俊足と鈍足を見れば、今起こっている経済の現象が見えてくるように思う。ぼんやり思っていた事が、実は実際に根拠のある事だったというのが、確認出来たかもしれない。全ては経済のズレから起きている。これからもそれは続くだろう。概念になかった事なので分かり難いかもしれない。でも、現状はそういうカラクリになっとります

2009年の私のブログ、それをわたし自身が年間最優秀ブログを選びたいと思います。まずは予選を勝ち抜いた候補から

おかげ きず あわれむ せいじゃくの4作品。

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