盛り上げの巻
昨日のブログでは、先進国というのは移り変わって動くモノだと書いた。今日は予告していた通り、先進国になるにはどうすればいいかを書いていきたい
先進国になるには、先進国になるようなコトをすればいいし、先進国になるのを邪魔するコトをしなければいい。コレは当然のコト。ただ、先進国なる条件が分かっていないと、知らず知らずのうちに邪魔をしているなんてコトになりうる。とすれば、先進国になる条件を知るべきだろう
次世代の先進国になる。現状の先進国はいろんな意味で曲がり角に来ている。今のままの先進国で居続けるのは難しいだろう。新たな次世代の先進国が必要になる。それには何が必要か。先進国になる為には、革命的な発明が必要だろう
新たな道具が生まれ、先進国になっていく。過去の歴史から見ると、その時代の先進国になる為には、革命的な道具が発明されている。結局先進国と言っても、道具から発達する。それは間違いないだろう。道具から発明され、それが広まり更に社会の在り方まで変わる。そうなった時がその時代の先進国の誕生になる
であれば、革命的な発明をすればいい。これだけならば簡単だが、そうは行かない。なぜならば、革命的な発明をするのは、変な人だから。革命的であるというのは、誰にも理解されないというコト。社会の中にそれを許容する能力が無ければ、種があっても潰されてしまうだろう
どんな変な人でも、生きていける世の中が次世代の先進国の条件だろう。最初に述べたが、邪魔をする存在があると、先進国にはなれない。発明は新しいコトで誰も理解出来ない。それを嫌う権力者がいるだけで、先進国にはなれない。権力者でなくても、権限のある年寄りが潰してしまえばそれで終わり。つまり先進国になれないのは、最初に潰されているからだと分かる
重要なのは初動。初動でどれだけ盛り上げられるか。育めるかが次世代の先進国になれるかの条件。何かワケが分からないモノを、どれだけ育てられるか。ほんの僅かな火種を、安定した炎に出来るか。それが最重要なポイントだろう
このポイントを見ると、アメリカはワケの分からないモノを大切にする。初動で盛り上げ、育んでいる。なるほどアメリカの素晴らしさはそこにもあったのだろう。日本のモノマネ先進国とは違い、アメリカは自力の先進国なのだろう。特に重要な初動をちゃんと育んでいる
初動で育み、カタチになったら更にそれを大きく育てる。それが次世代の先進国に求められるコトだろう。日本が一番苦手なコトかもしれない。日本がずっとやってこなかったことのように思う。その日本で、どうすれば次世代の先進国になれるか考えてみよう。正直、新しいモノを盛り上げようなんて習慣はない。初動を育もうなどと言う社会ではない。どちらかと言えば、潰してしまう社会だと言える。邪魔ばかりして、それにより安定している社会だと思う。では、どうすればイイのか
あまり年寄りが入ると、ブレーキが掛かる。年寄りにもよるけれど、安定を求める年寄りは多い。であるならば、若い人同士で盛り上げ、育んでいくしかない。その中で、ある程度大きくなるまで育てていくしかない。いろんな邪魔は入るだろうが、めげずに挑戦し続けるしかない。とここまで書いて思う。そんな事が出来るのだろうか
そう思いながら、一人の男の顔が浮かぶ。その男は1から10までダメな男だが、若い人を集め応援し続けている。ほとんどナニもしないが、邪魔もしない。その中でいろんな物が育まれるだろう。カタチになっているコトは少ない。ただ、次世代の先進国なる条件は揃っている。規模は小さいが、この日本の中なので仕方がないだろう
現状の社会が曲がり角である以上、既定路線でなくても良い。どちらかと言えば、ドロップアウトした者の方が新たな社会を作れるだろう。過去先進国化させた時も、おそらくドロップアウトした者がキーになっている。決してエリート層の手でなされたのではないだろう。なぜならエリート層は、ワケの分からないことをする必要性がない
次世代の先進国は、道を外れた者にしか作れない。こんな窮屈な日本の中で、若者達だけの小さな苗床。その僅かな可能性が、次世代の先進国を作ってくれると確信する。もう始まっている。まだ何も無いけれど、それで良い。あとは何を発明するか。どんどんやればいい!!どんどんやれることが、若者の特権だろう!!もしワケの分からないことをやっている若者を見たら、盛り上げに参加して欲しい。初動を大切に育んでいこう
2009年12月27日〜1月2日までのわたし自身のブログトップ3を、わたし自身が選ぶコーナーです。お読み頂ければありがたい。 1位 わずか 2位 しがらみ 3位 のろいでした。年末の挨拶と言うか総括を1位にしてしまいました。お読み頂きありがとうございます