多分分かる世の中の事

先進国

動くの巻

子供の頃、おもちゃを見せびらかす金持ちの子がいた。イヤな感じ、今でも思う。でもおもちゃは魅力的だったから、仲良くしようとするんだけど、大体そういう子は意地悪をする

意地悪な金持ちでも、魅力的なおもちゃを持っていれば惹き付けられるだろう。それと先進国は似ている気がする。おもちゃではなく、先進的で魅力のある物。それを持っているのが、先進国だろう。それはとても原始的な物から始まっている

例えば言葉や文字。これも最初は先進的な道具だったに違いない。文字を持つ者と文字を持たぬ者。その差は実に大きい。現代から見れば当然のコトも、大昔には先進的な道具。とても魅力的で、次元が違うように見えたかもしれない

その次元が違う先進的な物は、誰が持っていたか。実はその時期によって違う。現在先進国と言えば、産業革命以来のヨーロッパ、アメリカ主体の構造で疑いがない。ただ昔から、ヨーロッパやアメリカが先進国であるはずがない。その時代その時代で、先進国はあっていつでも動いている

例えば現代の中国は、新興国として存在している。明治からはずっと日本が中国よりも先進国になっている。ただ、その前はずっと中国の方が先進国だった。当然その中間にある朝鮮も日本より先進国。これは歴史的事実なので、歪めようがない。これだけを見ても、先進国というのは動くのだと分かるだろう

先進国だった国が、先進国ではなくなる。先進国ではなかった国が、先進国になっていく。今までの歴史がそれを示している。では、先進国にはどうすればなれるのだろうか

ここら辺になると、込み入ってくるので次回に持ち越しとしたい

2009年12月20日〜26日までの私のブログトップ3を、わたし自身で決めています。お読み頂ければありがたい。 1位  こかつ 2位 
かす 3位 もたぬでした。お読み頂きありがとうございます

-多分分かる世の中の事