追い込むの巻
おとぎ話に登場する人物達はあたりまえのようにその役目を果たす。おとぎ話がそうなのだから、現実の人も当たり前のように役目を果たすのだろう
他のヒトに対して思う、そんなあたりまえが自分に降りかかってきた時は、災難となる事をみなさんはご存じだろうか。他のヒトがやっている分には、こっちは気楽。ただ自分が役目をやるとなると、途端に追い込まれる。役目というのは不自然なコトだから。自然に生きて、そのまま出来る役目の方が実は少ない
あたりまえに出来るなんて思い込んでると、足下をすくわれる。準備不足で不自然なコトをしようとするのだから、当然と言えば当然。やらなければイケないコト、本当に出来るかどうかの不安。その不安の中、準備を充分整えてそれでも不安というのが本当だろう。世の中のいろんな事、全て不安を越えて成り立っている
もちろんそれが好きで大得意という人もいる。けれど、違う。そういう人さえ、やはり不安だったりそれを振り切る為の努力だったりは欠かせない。あたりまえに出来てなどいない。世の中の見えない部分、おとぎ話には描かれない部分、それは見えなくても存在する。役目を果たす為の見えない部分
その都度その都度大変ということ。それで世の中出来上がってる。身の回りのいろんなあたりまえの裏側に、あたりまえではない人々の姿が存在する。それはとてもありがたい。世の中はありがたいで出来上がっている。自分もその中の一人。おとぎ話に描かれない部分の中の一人。見えない不安や隠れた努力の中にある。その見えない部分があって良い。それがありがたい。なのであたりまえのおとぎ話の世界から、ありがたい本当の世界へ歩き出したい
2009年7月26日〜8月1日までの私のブログトップ3を、わたし自身が選ぶコーナーです。1位 かべ 2位 ふけんこう 3位 かんぜん でした