根回しの巻
子供たちが一生懸命走っている。鬼ごっこをしているらしい。大声を上げながら真剣に、とても楽しそうだ
真剣だからこそ楽しいし、鬼になるかもしれない恐怖があるから楽しい。でももし、絶対に鬼にならなかったらどうだろう。つまり、最初から根回ししておいて、自分は鬼にならないという手はずにする。すごくつまらないけれど、絶対勝ちたいという理由なら、それもアリだろう。子供たちの鬼ごっこでは起こらない根回しだけど、現実社会では結構ある
勝っているモノに集まる。現実社会では、勝っているモノや成功しているモノに集まってくる。勝っているヒトや成功している人の話はよく聞くし、近づこうとするヒトも多い。子供たちの鬼ごっこは、みんな対等だけど大人の社会はどうも違う。最初から差がついている
特にネットなどはいろんなサイトがあり過ぎる。ふるいにかけたいとなると、成功しているモノを追うのが手っ取り早い。というコトで、現実社会では成功しているモノばかりが、強い権限を持つ。その成功は作り出せて、絶対に成功するように根回しをしておけばいい。全て準備を整えて、成功する仕掛けをしておく。ネット上で行われるコトは、あくまでパフォーマンスで、最初から成功するようにしてある
そんなインチキであっても、成功した人にみんな集まる。スタートの時点で必要なのは、このインチキだろう。もちろん中身もインチキであれば、続かないというコトになる。中身が優れている必要もあるだろう。ただどんなに中身が優れていても、埋もれてしまえば続かない。インチキでも成功を演出する根回しが、この社会では必要だろう。真剣勝負の鬼ごっことは違うのだ。対等な子供社会とは違うのだ。インチキ、サクラ、根回しでポジションを確保しなければ社会の鬼ごっこでの成功はあり得ない。残念だが、そんなカラクリ
2009年7月19日〜25日までの私のブログトップ3を、わたし自身が選ぶコーナーです。 1位 あにめ 2位 ふんぞり 3位 だきょうでした