弱者の巻
昨日のあらたなかちの中で、格付けというキーワードが出て来た。私の中に引っかかるモノがあったので、今日もまた考えてみようと思う
格付けというのは、何らかの権威を持っている人が行う。その人の判断で、物事は格付けされる。いわゆるお墨付き。ただ、格付けにより判断されたモノが本当に良い物かは疑わしい
まったく的外れというコトはないだろう。ただ、重要なのは根拠である筈なのに、格付けになると根拠は誰も注目しようとしない。そういうものなのだろう、格付け自体を根拠にして、判断をしてしまうのが人間なのだろう
であるならば、格付けを利用しない手はない。根拠は要らないのだ。まったくもってハッタリで良い。現状では弱者とされる人達でも、この格付けを利用すれば人々を動かせるようになるだろう。どんどん使えばいい
ネット上では格付けに似たシステムは沢山ある。いいね!とか、スキ!とか投票数が分かるモノなど。ただ、格付けというような大雑把に分けて、そこにそれらしい意味づけをしたモノは少ない
格付け自体いい加減なモノ。大丈夫、格付けを頼る人は、もっといい加減だから、指摘する人は小数だろう。放っておけばいい
声なき声というのがあるが、ネットはそれを吸い上げる力がある。力なき人達の投票を大雑把に分け、意味づけすることで、それらしく格付け出来る。実社会では力がなくても、格付けを使うなら影響力を持てるだろう
格付けの結果を格付けすることにより、偏りすぎるコトも防げるに違いない。ネットならではなの偏りがあり過ぎると、それだけでハッタリだとバレて台無しになる危険性がある。偏りがある結果に対して、逆に格付け返しをしたならば、バランスは保てるだろう
さて、実際の格付けは単純でイメージしやすいモノが効果的。どのようにすればいいのだろうか。まず、賛成意見が多いモノで考えてみよう。賛成意見が多いのだから「GO!どんどんやれ!」という格付けで良いだろう。これにシンプルなイメージ画を付ければ格好はつく
反対意見が多いモノならどうだろう。「気持ちは分かるが考え直せ。」「STOP!そっこくやめろ!」などが考えられるだろうか。ニュースや政治家の言動に対して、格付けがつけば市民が政治に影響力を与えられるかもしれない
もちろん影響力は、政治やニュースだけではない。他にも格付け出来ることは沢山あるだろう。それにたいして、いろんなタイプの格付けがあっても良いように思う。ともかく、みんなの考えをまとめて、一つの大きな格付けに落とし込むことで、今よりも良い世の中になってくれると期待する。ハッタリで成立してしまう格付けを、使わない手はない
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