新しいモノの巻
今まで世の中に無かったモノが出て来た時。対応は人によって違っている。歓迎する人も居れば戸惑う人も居て。実際、今までになかったモノには必ず欠点があるから、戸惑う反応も正しい
忘れてならないのは、この欠点をどうするか。欠点は非常に迷惑なモノ。今まで世の中になかったのなら、そのまま全て潰してしまえばラクではないか。そう考える人も居る
潰してしまえば、新しいモノは出て来にくい。この国においてはよくある現象。新しいモノは存在しているけれど、かなり早い段階で潰されている。潰した方がラクという理由で
おそらくワケが分からないモノなのだろう。今までに存在しなかったモノを理解するのは難しい。理解出来るモノは今までに存在したモノのみ。それ以外のモノを理解する方が難しいだろう
起こりやすいのは、世代による感覚のズレ。生きてきた時代が違うなら、見てきた景色もまるで違う。環境の違いにより、欲するモノが違ってもおかしくない。欲しいモノが違えば、それは直接感覚のズレになる
潰されたくないモノと、理解出来ないモノが起こすのは、世代間対立。おそらく気休めしか生まない、この虚しい対立はよく起きている。勝つか負けるか、世代間で争うのだろうけど、どちらが勝っても何一つ生まれない
何とも虚しい対立がこの国の上で、くり返されてきた。本来するべきコトはなんだったのか。対立するコトなのだろうか。何も生まないことが、本来するべきコトでないのは確か
思い出して欲しい。新しいモノには必ず欠点があると。そしてそれは迷惑なモノであると述べた。実際迷惑なのは間違いないし、それに対して恐れるのも当然の反応。だとしたらどうだろう、上の世代の人間が、その欠点を埋めてあげたら
上の世代は経験がある。その経験を活かして、理解出来ないモノであっても、欠点を埋める作業は手伝ってあげて欲しいと思う。いや、手伝わなくてもいい、指摘だけでOK。指摘さえして貰えれば、その欠点を埋めればいいだけとなる。つまりは、より完成度が上がる道筋拓けていく
世代が違う者同士で、協力して未来を作る。それこそ本来あるべき姿だろう。上の世代は意地悪をしないで、未来を担う若者達に積極的に協力してもらいたいね
従来は指摘も協力もせず、潰すだけ。潰すコトが、若い世代に負けなかった勲章のようになっている。何にチカラを使っているんだろう。上の世代の人間は、チカラの使い方を考え直す時期ではないのだろうか。未来を作る若者達を否定する事でしか、自分達の存在理由を確かめられないなんて、なぜこんな貧しい考えしか持てないのかな
人それぞれだから、理解出来ない価値観は存在するだろう。それを押しつけるのではなく、サポートする方向にチカラを使えないだろうか。やるとしても、欠点を指摘するくらいに抑えて貰いたい。欠点を指摘されるのは嫌なコトだろうが、やる気が強ければ乗り越えられる。潰されるたら乗り越えられない
上の世代だけでなく、実は公共もよく潰すコトをしている。なんでそんな貧しいコトしか出来無いのか。自分のコトだけ考えて、公務を行っているとしか思えない。公務であって私務ではないのだから、サポートするコトだけをするべきだろう。サポートならば潰すことは避けて欲しい。何かが生み出せるように、足りない所や欠点を、共に補う活動に変更して貰いたいと思う
味方だよ、一緒にやっていこうね。そんな言葉が上の世代や公共の人間から、若者に向けて発せられる世の中になるなら、この日本からもどんどん新しいモノが生まれてくる。それは断言出来る。本来の未来はそこから始まるだろう
私の過去ブログより、2007・ 2/18〜24、の週間トップを発表します!1位また、くり返し2位白い紙3位実でした。読んでね!!