物はどうして、進化していくのか?
<広がりは、反抗。次の世代は、いつでも変えたいというエネルギーに、溢れてる。それが進化の原動力>
物の進化には段階がある。最初は機能。その後は、見た目やら、感触やら。その時その時で、段階がある。どうして段階というのはあるのだろう。それを考えてみる。目的・・・・・
物というのは道具の事。どうして道具が作られるのかと言えば、その必要性があるから。その必要性というのが、目的。第一のゴールが、その目的を果たす事。目的を果たすまで、試行錯誤が続く。目的を果たせると、次の段階になる。人の変化・・・・・
目的を果たせたのならば、それで良いように思うが、人はそれでは満足しない。目的が果たせた途端に、人は変化し始める。次の段階を求めるようになる。目的が果たせるというのは便利だが、味気ないと感じてくる。それが人の特性。もっと他に・・・・・
なぜ、そのカタチでなければいけないのか?もっと他の形はないのか?色はないのか?素材はないのか?なぜ?なぜ?なぜ?と言う疑問と共に、従来の形を疑い始める。それまでは、従っていた。目的が果たせているので、そのカタチに従っていた。反抗・・・・・
便利だからと言って、そのまま受け入れるのは癪にさわる。従来のモノに対しての、反抗が始まる。その反抗こそ広がり。ベースの機能は引き継ぎながらも、それ以外の所の可能性を探るようになる。この反抗というのは、進化の鍵。お古、お下がり・・・・・・・
従来の物をそのまま使うと言うのは、お古や、お下がりを着るようなモノ。誰かの手垢のついたモノを、そのまま使う事になる。それはイヤなコト。それで、何か違うコトが出来無いかと探すのだと思う。そのまま受け入れるコトを嫌う、その心が物の進化に関わっている。まとめ・・・・・
まとめとして、物の進化は次の世代の反抗によって、支えられているとしたい。反抗というのは、進化させるべき者がとる、当然の振る舞い。反抗が無いトコロに進化はない。そして、反抗した後何も変わらないのであれば、失敗となる。それを、今日の結論としたい
広がりは、反抗。次の世代は、いつでも変えたいというエネルギーに、溢れてる。それが進化の原動力
なるほど、進化の原動力は、変えたいというエネルギーか。確かに、そのエネルギーがあって、いろんな道具が進化しているのかもしれない。なるほどしっくり来た。反抗って言うのも、進化する為には必要って事ですね。それじゃ明日
明日は、『縁側』というタイトルで、中間について考えます。お楽しみに!!