えすかれーしょん

わく

哲学・思想

わく

というタイトルで、やり過ぎについて考えます

分ける

国家や、共同体という枠で分けた時、人はやり過ぎてしまう

やり過ぎるという過激な表現を、あえて使わせて貰う

それだけ、よくやってしまうコトであり、あまり良くない結果を生むから

人は枠の中に所属する。枠の中に入る事で、安心が得られるのだろう

その安心は、依存に繋がる。依存は疑う事を否定し、盲目にさせる

疑う事は、失礼なコトで、イヤなら枠から出ろとなる

国家や共同体の中で、依存。そして疑いも否定。疑うモノは、排除の構図

これは本当によくある事で、その枠にいると、逆らえなくなるという仕組み

従わないといけない仕組みになっている

これも困った事なんだけど、今回はまた違う困った要素について考える

その困った要素というのは、国やら、共同体やら、みんなやらを個人が利用するって事

利用するって言うのは、単純にその言葉を使っちゃうって事

みんながそう思っている。国家としてやらなければならないなど

個人であっても、いつの間にか代表になってしまっている

つまりは、個人が影響力を強めようとして、虎の威を借る狐のように便利に使ってしまうというコト

個人の意見ではなく、みんなの意見。国家の考え、共同体の考えになる

実際は、全てのヒトに訊いたワケでもない。ただ自分の考え

その枠の中にいると、みんな同じ考えだと、思い込んでしまう

それでちゃっかり、みんなの考えとして盛ってしまうのだと思う

それが個人で使う分には良いが、本当に枠の中の考えを一つにまとめようとすると、強制になる

強制になって、従わせる。そして嫌なら出て行け!となる

まったく困ったモノで、よくやってしまうコト。迷惑な話だが、自分もそれはやっている

反省しないといけない。気をつけないとイケない

そもそも、なんで枠なんてモノが必要かと言えば、孤独や不安を無くす為

その為に集まり、助け合う。その助け合いが基本

にも関わらず、助け合いというのは枠の中だけに留まる

本来は、困っているモノがいれば、誰彼構わず助けてあげるべきだが、対象は枠の中だけ

確かに、誰彼構わず助けるのは、それなりのチカラが要る

そこまでのチカラがなければ、中途半端にしか助けられない。それでは不公平が生まれる

その不公平や、中途半端を避ける為に、便宜上枠の中だけで納めている

助け合いは、枠の中だけ

便宜上枠の中だけだが、いつの間にかその壁が高くなる。そして排他的になる

これは間違いで、そんなに枠を強めてはいけない。本来は助け合いのモノ。善意

そこで間違っている。枠を作っても良いが、枠から外れて動けるようにしておかなければいけない

枠はあくまで便宜上であって、檻ではない。檻にしすぎる

それと共同体の中で、いろいろ決めなければならないが、この時に、役目だけで良い筈が上下を作ってしまう

これも大きな間違い。おそらく群れを作る動物。つまり野生のルールをそのまま採用

それで上下を作るのだと思うが、これでは主従がきつくなるのは当然

本来は、役目だけで良い。存在ではなくて役目。出来る人がやればいいし、出来なければ代わればいい

それだけの話を、上下にする。上下がいずれ固定化して、支配になる

どうも、固定化するのが諸悪の根源らしい。最初はよくても、枠は巨大な壁になり、役目は支配になる

そして、安易に利用。この安易な利用も、ずるさと言える

ラクをし過ぎている。ラクをし過ぎて、本質から遠ざかっている

本来や本質から遠ざかり、ずるくインチキに成り下がる

それをしているのは、日常の人々の行為。勿論わたし自身も含む

一人ひとりのそのほんの少しのずるさで、本質から離れるという、現象を引き起こしている

そんなに簡単ではないのに、自分の都合に合わせて簡単にしてしまう

その行為自体を、改めない限り起こってしまう現象と思う

結局一人ひとりのずるさ。そこが、問題の根。そこをまず意識して変えないと

実際どう変えるかといえば、善意。すぐに消えてしまう善意を、固定化

善意だけは忘れてはいけない。なくしてはイケない。そして役目の割り切り

存在ではなく、あくまでも役目。そして役目を担える能力。そのジツだけを見る

それと意見や考えは、私個人として言う。都合よくみんなを使って、影響力を盛らない

これは、個人個人で気をつけたい。これを気をつければ、間違わないで済む

難しいが、シッカリ守っていこうと思う。という事で今日はここまで

いつもの事だけど、自分に突きつけられて、反省モードだったりします

枠は、やり過ぎ。固定化してやり過ぎて
しまう。支配や排除、ずるさを生む。やり過ぎないように、自分を厳しく戒めたい

そうか、戒めたいまで出ちゃったな。個人のほんの少しの事が、とても大きな問題を引き起こしている。逆に言えば、一人ひとりが気をつければ、大きな間違いをしないで済むのかもしれない。気をつけたいね。戒めていきましょう。ハイ。それじゃ明日です

明日は、『パーツ』というタイトルで、問題解決のやり方について考えます。お楽しみ!!

-えすかれーしょん