ものまね
というタイトルで、官僚的について考えます
目的
目的はない。ただ、やり方をモノマネ
もしもここに病気のヒトがいたとしたら。それは治したいと思う
その病気を治したいというのが、目的。物事には、目的があるのが普通
本来は目的があるのが普通だが、どうもそれとは違う動きがある
違う動きというか、違うコトが当然のように行われている。それが、官僚的や組織の本質
今日は、その本質についてひとつひとつ丁寧に解明してみたい
病気を例に挙げたので、そのままそれを利用して説明する
世の中の問題というのも、病気のようなモノ。それに対してどう対応しているのか、解説していく
まず病気になれば、症状が出る。それに対して何らかの手を打ちたい
さて、その時どうするか。よくあるのがモノマネ
他の所で、この薬が効いた。という話があったとする。その話をマネて、薬を処方する
その薬が効けば、ずっとその薬を出し続ける事になる
薬を出すのが、仕事となり、ずっとくり返される事になる
ザンネンなのは、病気が治っているのに、薬は出し続けられる事
病気が治っているのに、なんで薬を出し続けるのか?そう思うのも当然。でも実際よくあるコト
そんなバカげた事を作りだしてしまう原因。それがモノマネ
モノマネというのは、借り物のチカラ。良いと思われるモノを、根拠もなく使う
良い結果が出れば、それを根拠として使い続け、疑わない。モノマネというのは、盲信
根拠もなく、信じて使ってしまうので、確認作業を怠って信じ込む事になる
さらには、疑う事を罪悪と考え、カタチだけをマネする。そして、カタチだけが残っている
盲信なので、使い続けてしまう。病気を治すという目的を持てば気づくのだが、モノマネに目的はない
最初は、うっすらと目的は存在するが、すぐに消えて無くなってしまう
なので、病気が治っているのに、薬を出し続けるというバカな事が、存在してしまう
問題は解決しているのに、まだ予算は付いてそのままの業務が続けられるというのは、よくあるコト
一度、カタチになったモノは変えられない。もしも、目的を定めていれば、修正や打ち切りは簡単
目的を果たしたので、止めればいい
でも、目的を定めていないので、ずっと続けてしまう。それが諸悪の根源
では、なぜモノマネだと、目的を定めないのか。それが今日の最大のポイント
実は目的というのは、自分で解決しようという主体性がない
もしも主体性があれば、自分のチカラで解決するという意志と、責任を負う
でも、モノマネの場合は、ヒト任せ。依存のやり方。なので盲信にもなってしまう
もしも、自分のチカラでやろうとする主体性があれば、最後まで責任を持ちたい
その責任の意識が、最初と最後を作る。つまり、最初と最後を一本に繋げて見られるようになる
なぜそんな事をするのか?どうなればいいのか?これが意識によって、一本に繫がれた状態
なぜそんな事をするのか?どうなればいいのか?が目的となり、同時に終わりも意識される
モノマネは依存なので、どうすればいいのか?だけしかない
これでは方法論だけ用意して、それだけを行うコトになってしまう
目的がないので、終わりが分からず、いつまでも方法論だけが残ってしまう
つまりこれがよく言われる、形骸化
治っているのに、薬を出し続けてしまう行為
モノマネでは、主体性がないのでただ借りてくるだけ
借りてきて、疑う事は失礼なので、盲信する
今までの、成果が出たモノをなかなか変えるコトが出来無い
組織の中では、目的がないまま引き継がれ、そのやり方を大事にいつまでも続けてしまう
それは、官僚や巨大組織の中で日常的に行われ、何も変えられないシステムを作りあげている
病気が治っても、盲信し薬を出し続ける
学校で習うモノは、全て人マネ、猿まね。モノマネと言える
近代から、学校の成績が良い者が、権限を持てるシステムになっている
これは、ほとんどの場面で良い結果を出している。ただ、ほんの僅か問題がある
それが主体性がない事。責任意識が無い事
その主体性の無さ、責任意識の無さが、目的を定めないというバカげたやり方を、当然のようにやり続ける
主体性が欠損してる。責任能力が、欠落してる
主体性や責任能力は、負担。負担というのは、出来れば負いたくない
その負いたくない思いが、終わりを求める。出来るだけ早く、終わらせたいと思わせる
それが目的を作らせる。最初から終わりまでを一本に繋がらせる
やりたくないからね。終わらせたいからね
始めから、終わりまでを作らせるんだよね。それで、治ってるのに薬を出し続けるなんて事、しないようになる
近代になって、欠落したモノ。それが主体性。そして目的
それが今日の結論なのだけれど、それが分かれば対応出来る
目的が、欠落しているのだから、それを補完すればいい
そうやって見渡せば、目的がないモノばかり
法律なども、突けば出てくるけど、目的をシッカリ定めてはいない。方法論だけで成り立ってる
近代から、一事が万事こんな調子。すべて、モノマネ体質が原因
これは、結構重大で大きな病巣。治療しなければいけない
主体性が無く、目的がないので補完。それが目的。それをすれば、官僚も変わるでしょう
分かってしまえば簡単ですけど、案外複雑な構造もあるので、分かり難いんでしょうね
まさか、権限持ってるヒトが、人任せで依存体質とは思いませんもんね
人任せで依存体質のヒトって、とても謙虚で穏やかなヒトですよ。良い人だと思います
官僚や、巨大組織のヒトが良い人なので、うまく行ってるコトも多いんです
でも、主体性無く形骸化が進んでしまう。という、側面もあるというコトで
それが現実と言うコトでしょうね。うん。ある意味悪いヒトも、必要ってコトですかね。はい
それじゃ今日はこれまで
モノマネは、依存。負担を負えないヒトが、目的のない方法論をやり続ける。その結果形骸化。成熟した社会は、形骸化ばかりという皮肉な現実
そうか。形骸化ばかりの現実って、優秀な良い人が権限もってやってるってコトなんだな。謙虚で良いんだけど、主体性がない。そこが問題。主体性があって、責任負ってたらイヤだからね。そのイヤな思いが無いっていうのが問題。イヤだから終わりを作りたいワケだから。それで目的を作る。そういう構造。そこが問題。そういうワケで明日です。
明日なんですけど、まだテーマ決まってないんで、多分あると思うんですけどそこら辺は適当にね。はい。お楽しみに!?