ずれ
というタイトルで、ある落とし穴について考えます
与党
与党の考え方、それにはズレがあり、それが落とし穴になる
野党の時代は、その時の与党が基準になる
つまり自分たちが政権を取った時、与党以上の政治が出来れば合格と考える
これが実はとても危険
その時の与党以上なので、問題ないように思うが、それではズレている
国民が求めるモノと、ズレている
具体的に言うと、現政権の民主党
まだ民主党が野党の時代、与党は自民党だった
民主党とすれば、与党である自民党以上の政治が出来れば、合格
実際、民主党政権になってから、自民党と同じといわれるコトはあっても、自民党の方が良かったという声は聞こえてこない
これは、民主党政権の方が、その時に自民党よりも優れている証しだろう
当然民主党にしてみれば、国民は大絶賛してくれる、賛同してくれると踏む
けれど、国民はさほど賛同しなかった
民主党自体が、当初よりも質が低下した所為もある
民主党が、そのポジションにしがみつき、自分たちにぬるくなった事実はある
でも、それだけでは無い。国民は、もっと多くのモノを望んでいる
もっと、高い次元の政治を望んでいる。最高の政治を望んでいる
その時の与党よりも良い政治というのは、落とし穴
そこで国民と明らかにズレが生じてしまう
そして、実際に政権を取ったあとは、過去の与党は関係ない
その時、その時に必要なモノを求められるだけ
なので、野党も与党も、最高の政治をしないといけない
時の与党と比べては、いけない。意味が無い
最高の政治は、比べようのないモノ。そして国民にとっても、批判をされない領域
それを、野党の時代から、用意できるようにしておかないと
やるべき事がズレている。相手にするのは、問題であって、与党ではない
現在の政治は、政党対立。これでは、いつまでたっても同じ間違いをくり返す
たとえ、前政権より良い政治が出来たとしても、そんなモノは求めていない
政党対決は望んでいない。根本が違ってしまっている
相手は問題。問題解決をする能力。それを求めている
余計な政党対決に、チカラをそがれて、本題の政治が疎かになっている
そろそろ、やめて欲しい。最高の政治、問題の解決を最優先で臨んで欲しい
ズレは、相手。政党相手の政治は、見たくない。問題を相手にして、それを解決するのが本来。マヌケな対立ご勘弁
ホント困るよね。マヌケな対立ばかり。政党対決になるような、国会のシステムが間違いなんだけどね。近代化で、イギリスから持ってきたのは良いけど、もうそろそろ変えてイイよ。もちろん、ちゃんと出来るようにね。政策の精度対立の方にね。それで、やっとこさ、まともになれる
明日ですね。明日は『金融』というタイトルで、実体経済を作れない謎を探ります。お楽しみに!!