えすかれーしょん

けんぞうぶつ

けんぞうぶつ

というタイトルで、印象について考えます

国の印象として、一番最初に思いつくのは、建造物

はて、どうして建造物が国の印象になるのだろう。そこの所を今日は掘り下げてみる

その国で、印象的な建造物が無いとなると、イマイチその国の特徴が分かり辛くなる

もちろん、その国の特徴をあらわすのは、建造物だけではない

それは分かっているけれども、建造物のイメージはその国を、かなり印象づけるアイテム

それはどうしてだろう

建造物というのは、ヒトが造り出すモノ

ヒトが造り出すので、だいたいの場合モノマネが多い

もしもモノマネの建造物だけだった場合、印象は薄くなる

特徴的な建造物があって、はじめてその国のらしさを感じる事が出来る

いわゆるシンボル。ランドマークと言われる存在

他にない事で、その場所という説明の代わりになっているのだと思う

建造物以外でも、その国の衣装や、舞踏、食べ物など象徴される物はある

でも、それは建造物に比べて、小粒な感じがする

この感じはなんだろう。なんで小粒な感じがするんだろう

おそらく、一つの国においても様々が存在してしまうから。かもしれない

様々が存在して、より印象的な一つを、選択するコトは出来無い

選べない分、バラけてしまう。バラけてしまう分、小粒な感じ

建造物ならば、いくつかあっても、見る人の好みで選ぶコトも可能

建造物の方が、無責任に好き嫌いを評価できる

これもなぜなんだろう。他の文化に比べて、建造物の方が評価しやすいって言うのは

建造物だと、自分の想いを入れて良いような感じ

他の文化は、その国の所有物で、外野がそれに安易に触れるコトは許されない

評価するって言うのは、触れてしまう事。下手をすると、傷つけてしまう

その国が大切にしている文化を、傷つけてしまうコトにもなる

でも建造物に関しては、外野が評価を付けてもさほど、傷はつかない

おそらく、建造物自体がそれで揺らぐコトがない所為だと考えられる

建造物が傷つくのは、地震や火災などの災害。人がどうこう言おうが、傷つくコトはない

逆に、その国の衣装や食べ物などは、外野の評価でも揺らぐ可能性があるというコト

とすると建造物自体は、造ってしまえば人の手から離れる。と言うコトかもしれない

人の手から離れ、つまりは自由になる

その国を象徴する物でもあるが、同時に人類の財産にもなる存在と言えるかも

建造物というのは、人類の財産

それが建造物の、真の姿かもしれない

人が建てたモノであり、その国を象徴する物でもあるが、そこに留まらない

建造物とは、人類全ての財産になりうる。なので、外野が思い入れをしても悪くはない

その意味で、その国を象徴する建造物は、その段階から特別な存在

なるほど、これでスッキリした。今まで感じていた建造物に対する感覚的な疑問が、全て解けた

確かに特徴的な建造物ほど、人類って凄いなって思わせてくれる

なるほどなるほど

建造物は、共有財産。その国の象徴であると同時に、人類の財産。人より長い寿命の建造物だから、いろんな想いを乗せられるのかも

そうか、建造物って寿命長いからな。確かにその時代その時代の人の想いも、乗っかってる。国を越え、時代を越えて人類の共有財産に。特別な存在なんだね。建造物に対する眼が、少し変わりそう

はい!では明日ですが。明日は『ダサい』について考えてみます。お楽しみの!!

-えすかれーしょん