今回は、耳じゃなくて、もう一つの聴き方を考えてみる
みみせん
細胞も、聴いている
耳栓をすると分かる。体の中の細胞も、聴いている
音って耳で聴いてる
でも耳だけじゃない。音は、体の外はもちろんだけど、内側でも聴いている
それって、深みのある音。そして、心に直結している
心に響くってあるけど、アレって体内の細胞に届くってコトじゃないかな
カラダの内側の細胞も聴いている
外側の触覚でも、感じているとは思う
でも、内側まで届く音って特別
整ってる。体の壁を貫いて入ってくる音だから
バラバラに分散しちゃうような音なら、体の壁に阻まれる
なんだろう。体の中って本当のプライベート空間
自分だけの、場所。そこに入ってくる音
それって、心とも距離が近い。むき出しだから、すぐの所に心がある
いや、心ってカラダと脳が担う
カラダと脳に、直接渡される音
体の細胞が揺さぶられていく。それはとてもせつなくて、それでもって嬉しい
体内の細胞ひとつひとつが、音を楽しめる
普段は文句も言わず、働いている細胞達
響いてくるのは、自分たちが出している音だけ。それを聴いているだけ
でもたまに外からも入ってくる音。その音の種類にもよるだろうけど、それは嬉しい
いい音なら、尚更
音によって、整えられる。まさに細胞一つひとつ
整えられているって状態が、響くって音かも
耳だけが捉えられる乱れた音、じゃない。体の壁の内側に入ってくる整えられた音
それが響く。細胞ひとつひとつを喜ばせる、特別な音
子守歌の時に、ポンポンポンと体に手で拍子を取るのも、体に聴かせている
体の細胞ひとつひとつにも、子守歌を歌っている
今の世の中って、情報の時代。情報はどうしても、体へのアクセスは少なくなる
体の中の細胞は、置いてきぼり。ただ、何も言わず働くだけ
体内の細胞達を労う
平穏を感じる為には、それが欲しい
体の細胞があって、生きていけるんだから
体の内側の細胞を、ないがしろにしすぎていたね
人間て60兆の細胞が集まってるチーム。細胞は奴隷じゃない。道具じゃない
ひとつひとつが自分。心に響くって、細胞からの感謝の声かもしれない
もちろん声は発せられないから、何らかの体内物質を出しているんじゃないかな
それって多分、とっても気持ち良い
ヒトって、気持ち良い方向に行きたがるから、本当はもっと細胞を喜ばせてもいい
本当はそれを求めている。見過ごされてきた、体の内側
そことやり取りする為に、響く音に触れるって大切かもしれない
耳栓は、トビラ。今まで意識しなかった、体の内側の細胞ひとつひとつと、逢わせてくれる。60兆も味方がいるチーム
60兆も味方がいる。でも、何も言わないからないがしろにしがち。ちゃんと60兆の土台に、シッカリと腰かけるべきだね。そことの関係が希薄になっていたかな。だから不安にもなるよね。60兆を大切にしていこう。それで平穏が訪れる。何も言わないけど、悦びは気持ち良いって感覚で、返してくれるハズ