えすかれーしょん

たいあん

たいあん

出て来た時

優れていた時

対案を出せと、叫ぶヒトが居る。実際優れた対案が出て来た時は、どうするのだろう

政治家でたまにいる

条件としては、トップの地位で、権限を持っているヒト

自分が責められた時に、逃げとして対案を出せと言うのだと思う

対案を出せというヒトは、おそらく自分が優れていると思っている

そう思っているヒトの前に、自分よりも優れた対案が出て来た時、素直に受け入れるだろうか

自分の考えを引っ込めて、そちらに乗り換えるだろうか

本来ならば、より良いモノを選んだ方がイイ

ただ自分は優れていると思っているし、トップの地位にいるその体裁をどう保つかが、難しい

結局逃げとして言っているだけなので、本当に対案が出ることは想定していない

そんなコトを求めてはいない

対案を出せという表現の場合は、私もよく分からないというコトなのだと思う

実は私もコレが正しいのか分からない。だからとても不安だ。・・・と言う心理の裏返しだと考えてイイ

トップに立った途端、スースーするのだ

それまでは上が居たが、トップに立った途端、上が居なくなる

いきなり自由になるコトが増える

それでバランスを崩しそうになる。自分がバランスをとらないといけない

よっぽど自分の中で、確定的な答えを持っていない限り、不安でひっくり返りそうになる

分からないコトは沢山あるが、分からないとは言えないのがトップのポジション

トップに立つコト自体、経験者が少ないので、そのノウハウが無いのも一因かもしれない

明確な答えを持たないままに、トップには立たない方がイイ

その段階で、試練に潰される

単純に、トップの仕事をすればいいだけで、誰もトップに立たなければいい

内容だけ、出来るヒトがやればいい。出来ないヒトがやっても、迷惑なだけ

対案を出せと言うのは、不安を隠す為の裏返しで、よりケンカ腰のやり方

ケンカの時は自分の不安を、攻撃するコトで取り払おうとする

ただ、立場の違う相手とケンカをするのは卑怯

本来は同じ立場で、ケンカするべき

トップというのは、沢山期待され、沢山責められる為に、被害者意識になっている

それで、立場が違う相手に対しても、対案を出せと言う卑怯なコトをしてしまう

全部対等な立場にして、一番良い考えを出したヒトに、やって貰えばいい

トップなんかを作るコト自体おかしい。能力がおぼつかないトップを作っても、大迷惑

良い考えを出した人間に、権限を渡して試験的にやってみる。それで上手く行けばそのまま、実行すればいい

カタチやポジションに拘りすぎて、中身が無くなっている

それでいつでも間違い続ける。中身を充実する為には、トップというポジションは要らない

カタチは要らない

対案は、不安。物事は、なって終わりではなく、するモノ。明確な良い答えが出るまで、やるべきじゃない。

-えすかれーしょん