とっきょ
生まれてすぐ眠る。
何十年もずっと眠る。
使われない特許が、かなりの数ずっと眠り続けている。
もっと、特許という発明を、世の中に活かして欲しいと思う。
特許使用料を払う量を、もっと増やして、ビジネスとして成立させても良いように思う。
特許を侵害している。そういう言葉を聞くが、特許の使用料を払っていない、に替えたい。
特許という発明を、他者が使ってはイケないのではなく、お金を払えば誰でも使えるようにする。
社会の中に、素晴らしい発明が広まる為には、誰でも使えるようにする必要がある。
もちろん、その特許の使用料や、商品価格の何%を、権利者に渡すかを明確に決定しなければならない。
そういう査定組織を、創設したい。
組織は、その発明を出すコトが、どれだけ難しいかを査定し、使用料などを決めていく。
発明や、結果を出すのに、膨大なお金がかかっているなら、それも考慮に入れる。
現在は、特許は取ったモン勝ち。何でもかんでも取っておく。それで、せっかくの発明も眠らせるコトになる。
非常にモッタイナイし、機能しているとも言えない。
コレを機能させ、ビジネスとしても展開させていけば、新しい産業が発展していくように思う。
禁止するというのは、滞らせる行為。安易に禁止してはイケない。
禁止する時は、最小限に抑える。そして可能な限り、禁止しないコトを目指す。
特許は、独占して使用する権利。他のヒトが使用するコトを、禁止してしまう。
コレはやり過ぎで、あくまで商品として並べるべき。発明も商品化する。
使われないまま、溜め込まれていくのでは、ゴミ屋敷と一緒。
せっかくの発明も、ホコリをかぶって、ゴミ屋敷の一部として、眠っているだけ。
特許は、使うモノ。眠っている状態は、死んでいるのと一緒。商品化すれば、前面に出して、活かされる。