はっけーじ
箱はすぐ捨てられる運命。
丈夫だが、邪魔にされゴミになる。
パッケージという梱包材は、変身させればゴミになるコトはない。
せっかく丈夫で軽いモノ。梱包としての役目を終えた後も、違う役目を持たせたい。
まず考えられるのは収納。箱から出した後、またその箱にしまう。
これは、通常やっているコトではあるが、収納としては少し不便。
まずは取り出しにくい。そして仕舞いづらい。
取り出したり仕舞ったりしているあいだに、箱は傷んで使い物にならなくなってしまう。
もともと収納で使うコトは考えられていない為、頻繁に開け閉めするコトに、適していない。
収納を見越して、パッケージとする。取り出しやすく仕舞いやすい、工夫をする。
さらに飾っておくモノならば、それに対応して見やすいように、パッケージも工夫する。
出来る限りコンパクトで取り出しやすく、そして仕舞いやすいシステムを考える。
箱が平らであれば、重ねられる。ただ、地震などが来たら、崩れてしまう。
そうならないように、箱同士を固定出来る工夫も施す。地震が来ても良いように、パッケージの段階で考えておく。
積み上げても何が入っているかすぐに分かり、そして取り出しやすく、仕舞いやすい。さらにはカッコも良い。
パッケージに梱包以外の役目を持たせるコトで、その後もずっとゴミにならずに、存在し続けられる。
他にもいろんな使い方が、出来るかもしれない。ある程度丈夫なので、アイディアが入り込む要素は広い。
パッケージを梱包だけで考えるのは、知恵がない。他のモノに変身させて、もっと有効に使いたい。
埃を防ぎ、劣化を防ぎ、本体を守り、ショーケースにもなる。いずれ、そんなパッケージが出てくるコトを、期待したい。
パッケージは、ゴミじゃない。最初に工夫して作れば、ずっと活きる。ゴミは、無能の証明。