けんこうもうど
すこぶる調子が良い。
頭に浮かぶのは、食い物のコトばかり。
なぜならば健康モード。健康モードなので、腹が減る。
どんなに難しいコトを考えていても、差し込まれてくるビジョンがある。
アレを食べようか、コレを食べようか。無意識に、頭の中に差し込まれてくる。
どうしようもない程の、健康モードになっている。ごくごく自然に食い物を、思い浮かべている。
これは消化器系から脳へ、信号を頻繁に伝えている証明。
脳がその信号をビジョンとして割り込ませ、食事をとるよう仕向けているのだと思う。
食事をするのは、平和的でまるで構わない。ただ、問題が起きている。
健康モードになったのは良いが、その途端考え方がとても粗暴になっている。
さらには、他責の念が強くなり、愚か者になりつつある。
とても恥ずかしいが、それが無意識に近い状態で、行われている。
といっても、本質まで深いモノではない。中間にあたる、コントロールが出来る領域。
つまり自制が足りない。さらには、自分の中に未来まで伸びるテーマが、確立出来ていない。
なので粗暴になり、他責の念が強くなっている。
コントロール出来るといっても、ごくごく自然に現れてくる考え。
よほど明確に意識をし、行動を戒めないと、健康モードであるほど、愚か者に陥ってしまう。
粗暴で自堕落な考えに支配され、その通りに行動してしまう。しかも、それはとても自然に。
食い物ならイイ。でも、自堕落な行動は、自分の求める姿ではない。
自制の能力を高めて、コントロールしなければ。
とはいえ、自制とはどうすればイイのだろう。
浮かんでくる考えを、自制するのは、並大抵ではない。
でも不可能ではない。
粗暴で自堕落な考えの源に、謙虚さはない。思いやりもない。
それは自分のポジションが、高い位置に置かれる為。
そして現状を当然ととらえている為。さらには、その状態がずっと続くと考えている為。
病気モードの時は、あれだけ苦しんだのに、健康モードになった途端に、すぐに忘れてしまう。
苦しい状況を忘れなければ、謙虚で、あらゆるコトに感謝出来る。
それがあれば、自制出来る。
自然と出てくる粗暴で自堕落な考えと向き合い、どうあるべきかを修正出来る。それがコントロール。
自分をコントロールするのは、非常に難しい。でもその為に、病気モードなどの不調な時がある。
健康モードは、本番。粗暴で自堕落にならないように、用意される病気モード。何度もくり返し、自制のチカラを身につける。