けいかくむざい
決まっていた通りになった。
清徳丸とあたごの事件。
計画通り、あたごの自衛官は無罪になった。
清徳丸の漁師二人が、自衛隊のあたごによって殺された事件。
自衛隊の中でも、誰かが泥をかぶらなければ済まない。
今回無罪になった二人が選ばれた。
おそらく、この二人は昇進が約束されている。
それを成立させる為には、無罪でないと自衛隊に帰るコトが難しくなる。
今回無罪になるというコトは、決まっていた。
この事件は最初から最後まで、まるでインチキ。
事件を調査していた海上保安庁は、未だに一度も記者会見を開いていない。
代わりに当事者の自衛隊が、海上保安庁を差し置いて、中間報告として記者会見を開いたきり。
もちろん最終報告というモノもない。中間報告は、ただのガス抜き。
海上保安庁は海を守る存在。ウソをつくコトは出来ないのだろう。
なので、口を封じた。何らかの圧力をかけて、口を封じたと考えるのが普通。
裁判所は、検察と弁護側の航路を両方否定し、独自の判断の航路を採用した。
これは、検察にも弁護側にも、責任を負わせない為だと考えられる。
航路は、GPSのログを見れば、疑いようがない。海上保安庁が、それを出せばイイだけ。
こんな茶番でインチキな裁判はあり得ない。
尊い命を二人も奪っておいて、インチキで納めようとするのが許せない。
これは自民党政権下で起こった事件。民主党政権になれば、変わると思った。
残念ながら、計画通りに無罪になってしまった。
いや、この自衛官の二人が有罪になっても足りない。おそらく体質の問題。
民主党政権になった段階で、根本の部分から見直して欲しかったが、ザンネンな結果になってしまった。
計画無罪は、無念。国の犯罪が全て無罪になるなら、国民は奴隷。この国ではまだ、それがまかり通る。