でんりょく
猶予が出来た。
今のうちに、用意をしておかなければ乗り越えるコトは出来ない。
夏場に電力が足りなくなるコトは、誰でも想像がつくコト。
それまでの何ヶ月の間、備える必要がある。
といって、それをするのは個人ではない。基本的には大口の企業。
少しずつだが、燃料となるガソリンや軽油は、出てきている。中国も2万トンもの燃料を、送ってくれている。
燃料はこれから、改善されていく方向に進み、その点では心配はない。
とすれば、大口の企業は、自家発電機をこの猶予の間に、用意するべきだと思う。
それを、国内でまかなうか、海外から輸入するかはどちらでも構わない。
ともかく今のうちに、発電機を用意する。発電機と燃料は、その企業持ち。
そしてその配線や、切り換えられる装置は、東電が無償で取り付けるべきだろう。
つまり、電力が不足する時期に、東電に頼らない供給先を確保するコトが、今やるべきコトと考える。
冷房をガンガンに効かす、デパートなども当然対象で、自家発電により全電力をまかなう。
その為には、発電機を置く場所が必要になり、配線をする経路も必要になる。
外に発電機を置くとすれば、雨などを防ぐ容れ物も必要になり、今やり始めなければ間に合わなくなる。
お客さんに迷惑はかけられない、電気は使えないという状況では、業務が立ちゆかない。
自家発電をするというコトは、夏場を乗り切る上で、絶対に不可欠な選択肢と言える。
ただ、時間がない。猶予はあるが、もう動き始めなければ、手遅れになる。
発電機を作るメーカーはフル稼働で、それに備える。東電には、人員や設備を提供させる。
実際には、使い方や様々な確認をしなければならない。今まで使っている所が少ないので、ノウハウも少ない。
そう考えれば、本当に時間はない。急がなければイケない。
鉄道、工場、デパート、テレビ局、アミューズメント施設、大口と思われる所は、自家発電を確立したい。
そうすれば、大規模の停電や、計画停電も回避できるかもしれない。
電力は、分け合うモノ。多く必要とするトコロは、その責任を果たす。東電も、当然責任を果たすべき。