こうかん
貰いっぱなしは孤独。
あげっぱなしも、孤独。
あげたり貰ったりという交換で、循環していく。
ヒトは循環の中にある。一人ひとりが、それを担っている。
命のバトンを繫いで、過去から現代までヒトの歴史は紡がれてきた。
順繰り順繰りに親になり、その役目を担うコトで、現在まで命は繋がっている。
決して同じヒト同士で、交換はしない。それでも、貰った分を返すように、違うヒトに渡していく。
それもひとつの循環。リレー的に次々と、渡されていく。
もしも貰いっぱなしの、独り占めであるなら、それは孤独。
自分は得られているが、断絶して繋がりを断ち切っている。
順繰り順繰りの順番コなら、共有出来て次に繋がっていく。
繋がっていくのか、断ち切るのか。
その大きな輪から外れるのか、一要素として務めを果たすか。
あげて、貰っての交換は、命を伝えるモノ。人肌の暖かみを、繋げてくれるモノ。
貰いっぱなしでは、命を途切れさせる。あげっぱなしでも、窒息する。
ぬくもりと命の輪。そして和になり、大きな環となる。
貰ったりあげたり、ぬくもりは行ったり来たりしながら、暖めていく。
孤独になりたくない、凍えたくはないので、大きな環の中に入る。
役目を果たすコトで、大きな環に入る。その大いなる命の環。
今日は、昨日の続き。
交換は、暖め合い。ぬくもりと命は、次々に振動しながら、受け継がれる。あげて貰って、またあげる。