にちじょう
所詮、平穏で成り立っていたモノ。
書き込めるネタはあるが、この非常事態には、そぐわない。
所詮、日常の中で、このブログは成り立っている。
間際に広がる恐怖の前では、震えるコトしかできない。おそらく大昔のヒトも、そうだったのだろう。
この時代であるから、神にすがらなくても生きていける。
ただ、自分たちではどうしようもならないコトばかりに囲まれていたら、やはり神様を求めてしまうかもしれない。
まだずっと揺れている。おそらく、大規模な地殻変動が起きている。
頑丈なはずの地殻が壊れ、沈み込むマントルの影響を受け続けているのではないかと、勝手に推測する。
地球の内部は、動き続けている。しかしながら、地面は動くことはない。
にもかかわらず、24時間近く過ぎようとしている現段階でも、揺れ続けるのは頑丈な地殻に大規模な損傷が出来たからではないかと思う。
地殻の上に乗ってはいるが、その下のマントルの影響を受け、まるで船のように揺れ続けている。
こんなコトはあり得ない。安定するまで、おそらく揺れ続けるように思う。
すぐ近所に埋め立て地があり、雨水用のマンホールから海の砂と思われるモノが、道路に広がっていた。
東京湾側の、海から1〜2キロの所にも、津波の影響は来ていた。
電気が止まったり、下水が流れにくかったり、断水したり、かなり酷い状況になっている。
コンビニは商品が崩れたせいか、どこも店を閉めている。開いているスーパーには、長い行列が出来ている。
我々の社会も、すぐに麻痺してしまうような、非力なモノと気づかされる。
本当に薄い地殻の上で、すぐに壊れてしまう上で生活している。
今回の地震での被害は、津波によるモノが大きい。地震で倒壊したのであれば、どうあがいても、どうするコトも出来ない。
ただ、津波であれば猶予はある。地震で家具の下敷きになり、逃げられなかったのであれば仕方がない。
でも、津波をナメて被害にあったのなら、とてもモッタイナイ。
津波警報が発令されても、たいしたことなく解除されるケースも多い。
まるでオオカミ少年のように、津波なんてウソだと、甘く見てしまう。自分もその一人。
津波ならば、猶予がある。逃げれば被害には遭わなくてすむ。
私たちは、逃げるコトしかできない。大きな力の前では、逃げるコトしかできない。
本当に困っているヒトに、必要なモノを。現時点では、持ちすぎるのは悪。
Twitter上でも、沢山のヒトが非力ながらも繋がりのパスを出して、安否確認とSOSを回している。
日常は、脆い。ヒトは、所詮表面を支配しているだけ。まるで敵わない。その中で生きていくだけ。