そとぼり
さようなら、windows。
それはあと僅かで起こる予感。
外堀は埋まってきている。全てが指し示すのは、windowsを必要としない方向。
表立っては言わない。それでも、着々と進行している。
パソコンの業界を引っぱってきた・・・・、というより支配してきたのは、マイクロソフトのwindows。
確かに牽引もしてきた、ただその独占性から、横暴とも思えるやり口も目に余るようになっている。
基本ソフトでありながら、でかく、重く、そして技術の進歩に対応出来ているとは言えず、足を引っぱってきた。
それでも、windowsを使う理由は、みんなが使っているから。
この栄光のwindows時代は、永遠に続くように見えている。でも、残念ながらそうはいかない。
しかも、それはかなり早い時期に訪れる。というよりも、目前に近づいているのではと、想像する。
誰も言わない。でもそれだけに、もう間近に迫っているように思う。
グーグルによる、携帯向けOSアンドロイドは、もうすでに一般化して定着したと言っても良い。
そしてクラウドシステム。グーグルのChromeによる、インターネット経由での新たなパソコン利用。
クラウドシステムならば、マイクロソフトの特許の侵害も、極力避けるコトが出来る。
パソコンのOSが変わるコトには、ハードメーカーもユーザーも非常に強い抵抗がある。
それも、アンドロイドOSによって、簡単に払拭してしまった。携帯を作っているメーカーとpcを造っているメーカーは共通している。
障害となるモノは無いと言って良い。
全ては、windowsの要らないシステムの方に向いている。そして外堀は埋まろうとしている。
パソコンの世界は、一つの方向に転がり出すと、とても早い。
それがみんなが望む方向であるならば、なおさらのコト。
windowsパソコンは、どれも大して変わらない。ただ、クラウドシステムで使うようになれば、自由度は広がるように思う。
それぞれのメーカーが、それぞれの考えで、もっと自由に拡張していく。
実際にそうなるかはわからない。ただ可能性は広がる。
とても巨大な帝国であるマイクロソフト。それが瓦解しようとしている。それはほんの少し先のコトかもしれない。
その大転換期に現在はある。あまり表立っては言わない。それだけに、もうそこに来ているような気がする。
windowsは横暴すぎた。もっとコンパクトに削ぎ落とすべきだった。手広くやりすぎた。
それで、windowsが足手まといで、横暴なイメージになってしまった。
大転換期のあと、windowsが生き残る道は、コンパクトさと安定、そして謙虚さに掛かっている。
外堀は埋まりつつある。あと数手で詰む、大転換期。もうすぐ歴史的な場面に、立ち会うコトになる。