だいにこうほ
やむをえず。
のハズが、意外に良い結果をもたらしたりする。
第2候補の方が、結果的に良かったりする。
本来は第1候補で、行きたいモノ。それが様々な事情で、出来なくなる。
その場合は、仕方がないので他のやり方を探すコトになる。
とはいえ、捨てがたい第1候補にとらわれて、なかなか次の方法というのは見つからない。
第1候補は、自分の頭の中にある。それが不可能だからと言って、すぐに新たなモノが思い浮かんでくれるワケはない。
次の第2候補というのは、かなりの手間を覚悟して、探し回らないといけない。
でも、出てきた第2候補の方が、結果的に良かったりする。
おそらく頭の中にある第1候補というのは、ありきたりなモノ。すぐ思い浮かぶモノは、誰でも考えつく凡策。
冷静になれば、そんなモノが良いワケがない。
安易な第1候補よりも、第2候補の方が、良いに決まっている。
良い結果が出るのは当然のお話。
それでも第1候補は捨てがたい。第1候補というのは、ありきたりに浸かっている自分の考え。
いや、ありきたりなので、本当は誰か別のヒトの考え。捨てがたいのは、それが世界の全てだから。
誰かの作った世界にひたり、それを自分の考えだと思い込んでいる。
その第1候補の世界を抜けて、第2候補の世界に踏み込んだ時から、本当の自分の考えは始まる。
それまでは、ただ他人の世界を間借りしている。第2候補を作れるようになってから、自分の世界がスタートする。
第2候補からが自分。ありきたりから、オリジナルへ。第1候補では、なぞっているだけ。