えいよう
その感情。
喜び、怒り、悲しみ。
それを経験するコトが、栄養になる。
自分の状況により、感情というモノも、変化する。
経験が浅い時は、さしてナニも感じない。
自分が沢山傷ついて、変化して、感じ方も違ってくる。
感情というのは、自分の心で、乱反射して出てくるモノ。
経験が増えるほど、自分の心の内は、いりくんで複雑になる。
そこに乱反射する感情も、複雑に跳ね返り、その度に心を叩く。
経験がなければ、サラリと跳ね返るだけ。ほとんど叩かない。
経験と共に、心は複雑にいりくみ、ヒトになっていく。
心はどんどん深く、より響きやすく、その形状を変える。感情はその響きの表れ。
経験の栄養で、心は深く複雑になる。絶望も栄養。疎外すら、心には栄養。