はずす
全体。
そして個。
枠を外す。全体をなす枠をさらに外す。
個を捨て、全体の為に働く。とても立派。
困るのは、その範囲が自分の国までなコト。
個を捨て、命を捨ててまで、全体の為に尽くすが、その全体が国止まり。
結局全体と言っても、最終的には自己愛。
いや、自己愛でも構わない。その自己愛が、国という枠からはみ出せばいい。
自己愛を引き留めている、国の枠をどうぶっ壊すか。
もともと自己愛が強く露出してくるのは、外敵が来た時。
外敵が来ると、次々に自己愛が拡大解釈され、国にまで広がっていく。
そして個を捨て命を捨て、一丸となって、突き進む。ただし、国止まり。
国の枠を壊すのならば、外敵が欲しいトコロ。とても強力な。そして、国に縛られない巨大な規模で。
とすると、宇宙人か、巨大隕石ぐらいが適当。
できれば、よりリアルに示したい。宇宙人は、少し無理があるように思う。作り物のようで、リアリティから遠ざかる。
ならば、巨大隕石などの、天体規模の異常がいい。
天体規模ならば、国などと言っている場合ではない。自己愛のままで、国の枠を壊せる。
その時、人類は何をするべきか。いや、その前に人類は何を準備しておくべきか。
天体規模の悪影響は、起きてから準備したのでは、間に合わない。
個を捨て、国を捨て、命を捨て、その意気込みで臨む。
天体規模の外敵なら、自己愛は国から外れ、相当有意義にチカラを発揮する。
より大きいモノに恐怖し、ヒトは覚悟し結びつく。国の呪縛を外すには、残念だが、天体規模の外敵しかいない。