つみ
加害者側になる。
前の世代がしたコトが、引き継がれていく。
国が罪を犯す。その罪は、次の世代へも引き継がれて、嫌な空気を作る。
大概の場合、逃げてしまう。
問題としてあるにもかかわらず、言い訳して、逃げてしまう。
その為にどう交流してイイのかも分からず、なにかよそよそしい関係が、あとの世代にも残ってしまう。
当事者は亡くなり、どんどん少なくなる。体験をした者は、少なくなり続けるが、国がした罪は残り続ける。
加害者側と被害者側に分かれて、その関係は続いていく。
事実確認は棚上げにされ、よそよそしくうわべでの交流が続く。
その中では、見えない差別や、わだかまりが渦巻き、決して良い人間関係は、構築出来はしない。
どうすればいいか。あまりに重い問題の前に、誰もがおののく。
過去にどんな罪があっても構わない。それを現代や未来にまで引きずるのは、意味のないコト。
大切にすればいい。欠くコトの出来ない友のように、接していく。
被害者側は、難色を示すコトもあるかもしれない。それは当然のコト。
相手側の反応ではなく、自らの行動として、大切に接していく。
とても大切な友達として、接していく。それが当事者のあとの世代の、接し方。
国の罪は引き継がれる。しかし、関係まであとの世代が、引き継ぐコトはない。