ぐらつき
脳におさめられている。
知は、脳におさめられている。
それぞれの知は、どれほどグラつきがあるだろう。
自分のアタマに入る。入っている状態は、グラついているか、それともしっかり固定されているか。
知がグラついてしまったら、それを出す段になってのクオリティ、信憑性は低くなる。
使う時も、グラついている状態では、心もとない。
知のグラつき度という物を、定めてみる。
グラつき度が高いうちは、使い物にはならない。どう、グラつき度を下げ、しっかりと定着させるか。
グラつかないように、定着固定させるにはどうしよう。
グラついてしまうのは、その世界をまだ理解していないから。
その世界で迷い足りていない。沢山迷って、もがいて、そして答えに辿り着いた時、定着する。
グラつき度が高い時は、まだ借り物。上澄みをすすっているだけ。
知は定着させたい。それでも、どこまで定着させるか。
どこまでならグラついても、許されるだろう。
全ての知を、定着させるコトは出来ない。全ての知で迷う訳にも行かない。
グラつき度で確認する。そのあとは、その時の判断。グラつき度さえ出せば、自覚が出来る。
自覚が出来たなら、あとは自分で判断すればいい。他人が決められる領域ではない。
知はグラついている。それが普通。グラつき度を自覚し、頭の中の知を、再構築してみる。