もつべきものの
責任を果たす。
責任を果たす、必要がある。
持つべきモノは、その責任を果たす必要がある。
お金を持つべきモノは、それだけヒトを雇わなければいけない。
いろんなヒトに、お金は回す必要がある。
お金は自分だけで持っていても、意味がない。いろんなヒトに行き渡って、その価値を増す。
お金自体が意味を持つのではなく、お金を介して人や物が動いていく。そこに意味がある。
お金は介するモノ。お金自体は、ただの紙切れ。
それを保有していても、それは死に金になる。
ある程度なら許されるが、持ちすぎれば持ちすぎるほど、沢山の死に金を持つコトになる。
とはいっても、沢山お金がかかるコトは多い。車を買ったり、家を買ったり、病気をすれば莫大な医療費も掛かる。
持っていないと買えない。持っていないと、治療ができない。
ある程度は、保有しなければいけない。どの程度保有するべきか。その見極め、とても難しい。それはどこか。
死に金にならないために、持つべきモノは何をするべきか。
ある程度までは保有し、それ以上になれば、ヒトを雇う。それは義務。
ヒトを雇うコトで、お金を流す。お金を回す。死に金にさせない。滞らせない。
お金は貯めるモノではない。流すモノ。ある一線から死に金に変わる。
この日本に、死に金は無いだろうか。世界ではどうだろう。死に金は無いと言えるだろうか。
偏れば偏るほど、経済は貧弱な土台の上に、出来上がるコトになる。
持つべきモノがその責任を果たさなかった場合、滞りが次の滞りを生み、社会の負担は増えていく。
社会が負担しないとなれば、路頭に迷うヒトが増える。それは、これから起こってくるコトではなく、今まで起きてきたコト。
ずっと昔から起きてきた、現実。