えすかれーしょん

おもしろい

おもしろい

つまらないとの差。

それがどこにあるのか探ってみたい。

面白いと、つまらないの差について、探ってみたい。

重要なのは、つまらないをどうすれば面白くできるか、その一点だと思う。

では、つまらないとは何だろう。つまらないと同じ使われ方であるのが、普通。

普通というのは、面白いとつまらないの間ではなく、つまらないと同等の意味を持っている。

それはなぜか?おそらく、別段取り上げる所が、無かったというコト。想定の範囲を超えなかったというコトだと思う。

面白いというのは、かなり特別な状態なのかもしれない。ほとんどは、つまらないの中に入ってしまうのかもしれない。

つまらないを、面白いに変えるには、よほどのコトをしなければイケないように思う。ハードルは高い。

ではまず、普通から考えてみる。普通は安定している状態。ならば、不安定にさせてはどうだろうか。

危うい要素を加えてみる。すると、どうなるだろうか。これはかなり大きいように思う。

もちろん、本当に危険にしては、面白いと思えない。あくまで絶対の安全が前提となる。

その上で、危うい要素を入れる。すると、とても心配になる。その先がどうなるかも、確かめたくなる。

危うさを入れた途端、気になってしょうがないという気持ちが湧いてくる。これは、面白いに近い感覚。

では、危うさはどうすれば、入れられるのだろう。これは安定する要素を、抜いた状態。

つまらないの中なら、いくつもの安定した要素があるはず。その安定を抜いていく。

どうしても抜けないモノはイイとして、出来る限りいつでも意識して、安定要素を抜いていく。

それで、危うくできる。危うくなれば、気になってしょうがなくなる。

気になるというのは、ヤミツキになっている証拠。そこまで喰いつかせたら、大成功と言える。

つまらないと面白いの差は、圧倒的に大きい。それでも、安定要素を外して危うくするコトで、ヤミツキにさせるコトも可能。

つまらないの中にある、安定を外してしまう。その後立て直すのは難しいが、それは知恵を使うしかない。ともかく、危うくなければ面白くはない。あくまでも絶対的安定が保障されている中での、危うさ。それで面白くなる。どんなにつまらないモノでも、面白いに変えられる。

-えすかれーしょん