おたから
埋もれている。
良いモノでも、埋もれている。
とても良いお宝が、埋もれている。
世の中は、モノを見て判断しているわけではない。権威や、有名度、規模で判断している。
というコトは、どんなに素晴らしいモノでも、権威もなく、有名でもなく、規模も小さいとなると、見向きもされないというコトになる。
コレはよくあるコトで、逆に言えば、それだけお宝が埋もれているというコトが言える。お宝は眠っている。
世の中に眠っている、お宝を集めて見せ合えばいい。
お宝度を判定し、どれだけ素晴らしいか、比べ合えばいい。
これを全国区で、一堂に会して、毎年やり合えばいい。
モノでも、食べ物でも、商売のアイディアでも、工夫でも、風景でも、ヒトの技でも、埋もれている宝は沢山ある。
それぞれの部門に分けて、どれだけのお宝が集まるか、開催すればいい。
小規模でも、無名でも構わない。自分が良いと思うモノを、集めに集めていく。そんなお宝探し。
まずは、予選として、その地域だけで素晴らしいと思うのを、集めまくる。もしくは作り出す。
それを比べて、お宝度を判定し、そこからさらに磨きをかける。どうすれば、お宝度が上がるのか、本戦まで練っていく。
自分が良いと思ったら、それを主張していく。遠慮はいらない。宝物は、どれだけあっても構わない。
現在は、どんなに素晴らしい宝物でも、規模が小さく、無名であれば見向きもされない。
とてもモッタイナイ状況。その見向きされないモノは、全てお宝。埋もれて、気づかれない、お宝。
全国民で、トレジャーハントを楽しめばいい。埋もれた宝を探し出すトレジャーハンターに、みんながなっていく。
何でもないモノでも、理由一つでお宝に変わる。モノと言うよりその解釈、つまりは知恵がお宝に変える。
知恵を使って、ただのモノをお宝に変える、錬金術。トレジャーハンターであり、錬金術師。
美味いモノトレジャー、風景トレジャー、歴史トレジャー、手業トレジャー、世の中宝物だらけ。
一堂に会した時、それがとても輝くように、埋もれているモノを見つけ、知恵を使って磨いていく。
そこで終わりではなく、そこからが始まり。それだけのお宝が集まったら、それをより多くの人が楽しめるように、広げていく。
その広げていく作業が、最終段階。
まずはお宝を探し出す。そして知恵を使った錬金術で、磨いていく。最終的に、さらにみんなが楽しめる形態に、昇華して完成。
埋もれていても、魅力的なモノばかり。モッタイナイし、とても惜しい。本当は素晴らしいモノだらけ。宝物は、遙か遠くの島ではなく、ほんの身近な近所に転がっていたりする。