ふくざつ
嫌う。
簡単すぎるのを嫌う。
簡単すぎるのを嫌い、複雑にする。
複雑にしないまでも、深さを求める。
ヒトはその処理能力の高さから、簡単すぎるコトを嫌う。他の要素を加えたり、よりそのモノの深さを追求したりする。
そのモノを単純にとらえるコトはしない。単純すぎると、すぐ飽きてしまう。
とても贅沢だが、この贅沢こそヒトの能力の高さを表す。能力の高いモノは、より贅沢になる。
そのままでは簡単すぎて、飽きてしまう。つまらなくなってしまう。
能力の高いモノほど、すぐに飽きて、すぐにつまらなくなってしまう。そういう行動の結果を示す。
どんなモノでも、高度なヒトの能力に合わせて、違う要素を付け加えていく。
面白みを感じて、満足がいく領域がある。そこに持っていく。
生きる為に高度な能力を持つのか、それとも高度な能力に合わせて、生きていくのか。
それがどちらつかずになっているのが、現状だと思う。このまま行くとどうなるのか。どこまでいくのか。
贅沢で高度なヒトの能力。その先にある未来は、どうなるのか。何を求め進んでいくのか。まだまるで分からない。