くちく
何も変わらない。
真実は、何も変わらない。
どんなに駆逐しても、真実は何も変わらない。
チカラある者は、自分の意に反する者を、駆逐する。それでも、意に反するモノがいた事実は、変わらない。
全てが思い通りになる。表向きは確かにそうかもしれない。でも、それはチカラに裏付けられた、強引な方法。
ただの力ずく。
本当の姿は違う。真実は、何も変わらずそこにある。それを、力ずくで、歪めただけ。
ヒトは、大昔から、それをやってきた。チカラあるモノは、そのチカラで思い通りにしようと、真実を歪めようとした。
そういう私も、不具合があると、すぐ力ずくで解決しようとしてしまう一人。まるで解決などしていない。それに気づかないで、ずっと来てしまった。
チカラがない者は、逃避する。この逃避というのも、真実を何も変えない。その物事から、逃げ出す自分が居るだけ。
受け入れがたい現実が目の前に来た時、ヒトは無理からそれを否定して、遠ざけようとする。
それが出来たとしても、真実は何も変わっていない。そうやって、立ち向かうコトなく、逃げようとするマヌケな自分が居るだけ。
真実は、チカラで歪められ、現実として世の中でのさばる。現実は、歪められたモノであって、真実とは限らない。
チカラあるモノが、都合良く歪めてしまった、カタチ。真実は、何も変わってなどいない。
誰でもやるコト。そこから逃れようとする。ヒトは、そればかりをしている。それが真実。今日も明日も、逃れようとしてばかり。
現実は都合よく進んだとしても、それは真実ではない。そこから逃げただけという事実。そんなコトばかりしているという事実。それがあるだけ。
みんなやってる。みんな逃げてる。大昔も、現代も、おそらく未来も。そこにあるのはただの真実。本当に恐れる必要など、あるのだろうか。真実しかない。逃げなくても、本当は大丈夫だったりするのだけれど。