きもちいい
カラダが決める。
カラダが求める。
カラダが求めるコトをすれば、気持ちいいと感じる。
あらゆるヒト、全てのカラダが気持ちいいと感じる世界を、目指しているのだと思う。
それは非常に難しいコト。それだけに、それを目指す価値はある。
現在は、住んでいる国、地域で差があり過ぎる。それは仕方がない。まずは自分を優先する。
カラダは気持ちイイを求めるが、それは自分だけ。他のヒトのコトを意識するのは、脳の仕事になる。
人類全てのカラダが、気持ちいいと感じる世界は、まだまだ先と言える。脳も、そこまでいっていない。
もし、そんな世界が実現したとして、その先にはナニがあるだろう。
カラダの気持ちイイを求めると、その先はどんなモノだろう。
カラダが気持ちいいと感じるコト、それは生きるのに必要なコト。食、性、休息。
それは満足を生む。そして堕落も生む。まぎれもない退化、ヒトは満足で退化する。
カラダの気持ちイイを追求すれば、いずれヒトは貧弱になり、やがてミミズのようにまで、変わり果てる。
カラダが求める最終形は、ミミズだと考える。気持ちイイの最終形は、ミミズ。
もちろんそこまでにはならない。そんなモノは、求めていない。あくまでカラダだけの気持ちイイを、追求した場合の話。
ヒトは生きていかなければイケナイ。重力に負けないカラダ。生きていく為の、行動を支える肉体は、最低限必要になる。
そう考えると、ミミズまでは行きそうもない。負荷はかなりかかるので、ミミズにはならない。
でも、ある程度までは、退化していくとも思う。さらに便利な世の中になれば、それは加速するように思う。
目指すべく世界と、生きる為の負荷。そのしのぎ合いの中で、成り立っている。
当分、ミミズにはならない。そこまで世の中は、良くはない。ただ、一部の豊かな国や地域では、そちらに流れるかもしれない。
これから、遙か先の未来。一部のヒトがミミズになるか、全てのヒトがミミズになるか。いや、大昔の人から見たら、現代人はもうミミズ化しているかもしれない。
それは一つとても幸福。実際ミミズにはならないが、その要素は、とても幸せと思う。ヒトはいずれミミズに・・・。