へいおん
その中で。
その中で生きる。
平穏の中で生きている。それがなければ、少しでも平穏を見つけ、そこで生きる。
嵐はあっても、それは一要素であって、ベースは晴天に置く。
大勢は平穏の中でしか、生きられない。嵐の時は、身を潜め、ジッとしている。
非常時に生きる者は、大勢にはなれない。その時だけ役に立つ、異常な存在。
とはいえ、平穏だけの者は、非常事態に対応出来ない。
非常と平穏と。
非常に生きる者は、平穏の時は身を潜める。平穏に生きる者は、非常時には身を潜める。
そうでなければ、思わぬ痛手を負うコトになる。
生きる場所は守らなければいけない。生きる時も、守らなければいけない。
自分の生きる場と時でなければ、ジッと身を潜めておく。その術は身につけたい。
自分の生き様。それにあった環境、状況を見極めていく必要がある。
大勢はあくまで平穏。非常時に生きる者も、平穏に生きるヒトの為だけに、身を捧げなければいけない。
その貧乏くじを引く覚悟がないのであれば、非常時には生きない方がイイ。
いろんな生き方がある。それぞれの生き様がある。状況により、使い分ける。
王道はない。それぞれのヒトの為に、世の中はある。頑なではなく、柔軟に、居心地が悪いのも、至極当然。それがヒトの生きる世界といえる。