ごくらく
ナニがあるのだろう。
その間に、ナニがあるのだろう。
楽と苦の間。どこからが苦で、どこからが楽なのか。
楽と苦の間には、どのくらいの隔たりがあるのだろう。
物事があまりに簡単すぎると、退屈でつまらなさを感じる。逆に、難しすぎれば辛く、イヤな思いになる。
物事で、楽や苦を感じている。楽や苦は感じるモノ。
では、どんなモノだと楽で、どんなモノだと苦しいのだろう。
ザンネンながら、ヒトによって変わる。同じコトをしても、楽だと思うヒトと、苦しいと思うヒトが出てくる。
どうやら、どんな物事かは関係ない。おそらくそのヒト自体に、関係してくるモノ。あくまで、そのヒトが感じるモノ。
それはその物事と、そのヒトの能力の差で決まってくる。
そのヒトにそれだけの能力があれば、とても楽に感じるし、そうでなければとても苦しく感じる。
物事自体は同じでも、そのヒトの能力で、楽だとか苦しいだとかが決まってくる。
とすると、すべてがラクな世界などあり得ない。極楽などあり得ない。あったとしても、とても退屈なだけの世界と想像が付く。
苦しすぎるならば、自分の能力が足りない証拠。鍛えて能力を上げていく。もしくは、能力に見合う物事に、変える。
苦しいからといって、逃げては意味がない。自分を高めて、見合うだけのチカラを身につけていく。
ただ、自分に合わないモノもある。その時は、ヒトにお願いして、やってもらうのもひとつの手といえる。
協力し合うのも、とても大切なコトなので、一人で変に背負い込まない方がイイ。
さらにサポートする場合には、無理なく能力を身につけられるように、してあげたい。見合う負荷をかけていくのが、順当なやり方。
あまりに、苦しみだけを味合わせると、イヤになるか恐怖になって、まるで進まなくなってしまう。
あくまで耐えられるコトが条件。死んでしまうような負荷は、もってのほか。その手前でもやり過ぎ。
かなり楽に近い所で、少しずつ高めていくのがベスト。ヒトは少しずつでないと変われない。
そのヒトによって、楽にも苦にもなる。楽と苦に、隔たりなど無い。能力に見合うか、そうでないかでしかない。
そして能力を身につければ、それまで苦だったモノを、楽に変えるコトも出来る。物事で、楽や苦が決まるわけではない。
少しくらい苦しくなくちゃ、つまらない。あまりに苦しすぎるのは、やり過ぎ。あくまで見合うモノを。それが最良のカタチ。