えすかれーしょん

おや

おや

違う。

与えてくれるモノは違う。

ヒトはそれぞれ違う。親が与えてくれるモノも、親によって違う。

そして自分が受け取れるモノも、他のヒトとは違う。

親もいろいろで、子もいろいろ。

与えられるモノ違うし、受け取れるモノも違う。

他の親にあって、自分の親になくても当たり前。その逆も当たり前。

親も人間。自分も人間。それぞれなのが人間。多様で構わない。変に求めすぎてしまう。

人間という、不完全で面白い存在。どうしようもなくて、そのくせとてもありがたい存在。

それが時として、親の役目をやり、子の立場になる。

個としての人間で、生まれながらにそれぞれ。

親と子の関係になって、お互いに相手に期待してしまう。親も子に、子も親に、とても期待してしまう。

ただ、現実はそうはいかない。たいがいの場合、期待は裏切られる。

もしかしたら、それがイイのかもしれない。期待して、それを手に出来たとしても、それは自分がラクをしたい為。

自分がラクをしたいから、期待をしてしまう。とても怠惰だと、言わざるをえない。

親に期待せず、子に期待せず、自分をシッカリと高める。その為に、期待はいつも裏切られる気がする。

とても甘えてしまうがタメに、甘えないように、ラクをしないように、そうなっているように思う。

ラクをする為に、他のヒトはいるワケではない。自分を高めて、他のヒトにラクをさせてあげる為に、存在しているように思う。

他のヒトに、ラクをさせてあげるのは、とても大変。それでも、それがテーマだから仕方がない。

自分を高めていくしかない。期待ばっかりするような、ラクをしてはイケない。背負い込めるモノは背負い込んで、鍛えていく。

とても逃げたくなるが、覚悟を決めるしかない。逃げられない中で、自分は高まる。

その逃げられないというのが、親であり、子という関係なのかもしれない。期待は、裏切られる。それでいい。最初から、それに気づく為のモノかもしれないから。

-えすかれーしょん