ほしい
揺さぶっていく。
心を揺さぶっていく。
モノが溢れている、恵まれている時代。
モノを買ってもらうには、欲しいと思わせるのが一番。
欲しいとどう思わせるか。そして欲しいと思えるモノを、本当に造っているのか。
欲しいと思えるモノを造っているのならば、まずは一安心。
よくあるのは、最新や高機能に意識を向けすぎて、欲しいモノとはかけ離れてしまうと言うモノ。
欲しいという衝動と、最新や高機能はイコールではない。
さらにモノが良くても、お客さんに欲しいと思わせるイメージ付けが、大切になる。
モノが良いのに売れないのは、欲しいと思わせる作業不足。
良さを丁寧に説明して、最大限魅力をアピールする必要がある。
常識などいらない。セオリーなど役に立たない。全ては商品が教えてくれる。
商品と、お客さんを見ていれば、答えは出てくる。それを丁寧に、演出すればいい。
もし売れたとしても、お客さんは日々変化していく。同じやり方がいつまでも通用するとは、限らない。
それがいい。お客さんが変化するのがイイ。変化してくれるので、それを利用する。
ヒトの心は移ろいやすい。ならば欲しい物もどんどん変わっていく。それに合わせて、欲しいモノを造り出せばいい。
最初買ってくれたら、次もまた欲しくなるように、期待をされるレベルまで持っていきたい。
一度きりで終わりではない。次も、さらに次も続いていく。
次に繋げなくてはイケない。繋げるというより、次を期待させなければイケない。
そこまで持って行きたい。
複合的な理由で、物が売れない時代。ただ、欲しいと思わせれば、必ずお客さんは買ってくれる。
どう、欲しいと思わせるか。その演出が重要。それは実はまだ開拓の余地のある、方向と思う。全ては商品と、お客さんが必ず教えてくれるモノ。