ことば
同じ。
言葉は同じ。でも、まるで違う。
愛のある言葉と、愛のない言葉。言葉としては同じでも、まるで違う。
愛のある言葉を、もらったコトのある人間と、もらったコトがない人間は、ヒトに対する考えが異なってくる。
愛があるかどうかは、呼吸、強弱、表情などでも変化する。
基本的には、寄り添う気持ち。
寄り添う気持ちがあるかが、重要になる。寄り添っていれば、同調していく。
楽しければ楽しく、悲しければ悲しく、同調する。さらに導く為に、あえて叩きつけもする。
それにより、迷いから抜け出すコトも出来る。混沌から抜けられる。
寄り添い、導く気持ちから出たモノが、愛のある言葉。
その言葉を受けて育てば、ヒトは味方だと考える。
寄り添いや導きの言葉を受けて育たなければ、ヒトを敵だと考えてしまいがち。
とはいえ、ヒトにもよるし、愛の言葉を受けなかったからといって、全てが敵だと考えるワケでもない。
ただ、もしもオオカミに育てられたヒトがいたとして、カラダは立派に成長したとしても、考え方はおそらくまるで空っぽのまま。
差は出る。
愛のある言葉を一度でもうけていれば、いつでも味方がいると思い、心強くなれる。
愛のある言葉は、そのヒトの考え方を変え、行動も変えていく。
べつに親から受け継がなくても、自分で寄り添い導く気持ちで、接すればいい。
それで、他のヒトに伝染され、そしていずれ自分にも返ってくる。
同じ言葉でも、・・・・・・まるで違う。導き寄り添う気持ち。カタチではない、その前にあるモノ。そこが重要。