しゃっきん
返さなければイケない。
返さなければイケないお金が、借金。
金融機関は、この返さなければイケないお金に、押しつぶされている。
お金を世の中に流出しなければイケない、唯一の機関にもかかわらず、多額の借金に悩まされている。
この状態の金融機関に、どんなにお金を流しても、あまり世の中に出回る流通量は期待できない。
金融機関は、ヒトのお金、返さなければイケないお金で、商売をしている。
これをどれだけ持っているか、本来公開しなければイケない。
借金に変わる可能性のある商品に、どれだけ手を出しているかで、危険性も可視化できる。
すべての金融機関で徹底すれば、不況もその前段階で、歯止めがかけられるかもしれない。
現状では、野放し。それで、10年に一度のペースで、何らかの不況に見舞われている。
もう人類は、不況から卒業しても良い頃だと思う。
金融機関の暴走は、お金の来ている道を記すコトで、回避できる。
集まっているそのお金は、ダレに返すのか。返す相手も、ダレかからお金を集めていないか。
あまりにも、返す道が複雑で長ければ、リスクは高くなり、不況に転じた時、莫大な負債を追うコトになる。
不況になる前から、実はわかっている。不況は起こるべくして起きている。
儲けや好景気の中に潜むリスクを、見抜く必要がある。何重にも重ねられた返すべくお金ならば、それは非常に危険。
金融機関に、好き勝手やらせてはイケない。もう卒業しなくてはイケない。野放しから卒業。そこを押さえるコトで、経済はやっとコントロールが利くようになる。