まんまと
かなり簡単な仕掛けに、まんまとハマってしまった。
これほど簡単な仕掛けでうまくいくとは、当の官僚もあっけにとられたと思う。
政治主導を謳っていた民主党が、これだけカンタンに官僚に喰われてしまうとは、意外だったに違いない。
官僚からしてみれば、今の状態は100点満点。
しかもかなり初歩的なテクニックを、使ったに過ぎない。それでここまでうまく行ってしまった。
民主党はチョロいなと、思われているに違いない。
厚生労働省の予算は、削れるモノが少ない。それを前面に押し出す。
そうするコトで、他の省の予算もまるで削れないように、思い込ませる。
テクニックというにも、恥ずかしいような初歩的なやり方。それにまんまと現政権はハマってしまった。
やはり、官僚に肝である予算を握らせてしまった時点で、こうなるコトは決まっていたのかもしれない。
肝である予算は全て、現政権が握るべきだった。懸念していたコトが、現実になっていってしまった。
まだこの段階なら間に合う。仕切り直しをすれば、まだ間に合う。
このままダラダラと行ってしまえば、この政権は崩壊する。
ナニも出来ないままに、官僚に喰われて、崩壊する。そう懸念する。
懸念は現実化してしまう。このままでは、崩壊してしまう。
ココは踏ん張って、仕切り直して欲しい。予算をもう一度ゼロから見直して欲しい。
あまりにも簡単な仕掛けに、まんまとハマりすぎる。これはとてももったいない。このままでは、とてもモッタイない事態に、陥っていく。