かり
とても、今まで通りやりたがる。
官僚はとても保身が強く、今まで通りやりたがる。
もしも、何もしなければ、とても非協力的。さらには、自分たちの思惑のままに、動き出す。
そのままの官僚は、とても厄介。いつの間にか取り込まれている。
最初がとても肝心になる。今まで通り、などさせない為に、安定させてはイケない。
安定させては、自分たちの思惑を通そうとし出す。自分たちの居心地の良い方に、向かわせようと、それにチカラを注いでしまう。
腰を降ろすような安定は、変化を拒み、非協力だけを生む。
不安定が欲しい。出来る限り、不安定をつくり出したい。
今まで通りに仕事はしながら、とても危機感を感じさせる、不安定が欲しい。
やり方はとてもカンタン。現在の役職に、”仮”をつけてしまえばいい。
仮という言葉がつくと、いきなり不安定になる。自分がいつその役職を追われるかも分からない、不安定さ。
もともと安定していると思われている役職に、仮がつくだけで、とても不安定になる。
なぜなら、未来が必要になる。今までなど関係ない、これからの行い次第で、職を失ってしまう可能性が出てくる。
今までと言うのは、過去を引きずる物。過去を引きずっては、何も変わらない。
安定させてしまっては、過去を引きずりながら、物事をやろうとする。いや、何もやらない。やってるフリするだけ。
安定など要らない。不安定で、ヒトはまともになる。仮をつけるだけで、官僚はその恐怖から、まともに振る舞う。
ほんの少しのコト。ただ、ほんの少しが非常に重要。官僚が、まともに仕事をする為に、仮をつけて不安定にするのは、とても大切。
早い段階で、不安定にさせておけば、協力的にならざるを得ない。
戦略的なプレッシャー、それが”仮”という一文字を、役職の前につけるコト。それで、仕事は極端にやり易くなる。