えすかれーしょん

しょくしゅ

しょくしゅ

わからなければ、触手が伸びる。

わからないままで、逃げなければ、無数の触手が伸びていく。

わからないのは、とても不安定で嫌な状態。

とても不安定でイヤなので、なんとかしなければと働き出す。

溺れている状態で、なんとか助かろうと、もがくのと同じ。

もがいている状態を保つほどに、触手は伸びていく。

あらゆるモノから、答えを探していく。いつも気にかけて、その触手に引っかかるのを待っている状態。

わからなくてもイイ。わからないままで、逃げない状態を保つ。

逃げてはイケない、拒んではイケない。受け止めなければイケない。わからなくてイイ。わからないを受け止める。

そしていつも気にかける。それで、触手は伸びていく。

触手は伸びて結びつき、決して忘れない要塞を築く。この嫌な思いにムダはない。

わからないという嫌な思いは、積み上げられ、チカラになる。

ヒトにあたってもイケない。せっかくの触手が育たなくなる。

もがき苦しむ時間ほど、強固に記憶に結びつく。嫌な想いほど、強く焼き付けられる。

嫌な想いをしているなら、安心してイイ。嫌な想いをしていないなら、挑戦をして欲しい。

頭の中で、どんどん触手が伸びていく。どんどん触手を伸ばしていく。わからなくてイイ。その嫌な思いのままを、保ち続けてみる。

-えすかれーしょん