えすかれーしょん

かた

かた

型にはまっていくほどに、窮屈さを感じる。

型にはめられるのを嫌うヒトと、型にはめられた方が安心感を得るヒトがいる。

型にはめられると、そのカタチを求められる。それが要求になり、負担になる。

自分のカタチと異なるほどに、演じないとイケないので、自分では無くなる気がする。

自分のカタチを持たないヒトなら、そのカタチに寄りかかって、それを自分にもできる。

それでその方が安心ができる。

自分のカタチが有るのと無いのと、揺らがないのと、柔軟さと、どちらもとても悩ましい。

型はもともと変化は不得意。変化しないとイケない時にも、従来のカタチを通すだけ。

自分のカタチを持っているヒトは、柔軟性に乏しい。自分の型以外では、チカラを100分の1も出せない。

その時その時によって、必要なカタチが違っている。とても悩ましい。

結局、人はそう簡単には生きられない。それが答えのような気がする。

なので、うまく行っていないヒトを、いかに助けるか。いかに生きやすい場所を探すか。

ヒトに合わせた社会を、作り上げるコトが望ましい。

ヒトはどちらにしても、苦労する。それを折り込んで、社会を構築する。それでもう少し、ヒトは自分のカタチを活かし易くなると思う。

-えすかれーしょん