しょきに
ふくらませたイメージの中でしか、ゲンジツは絞り出されない。
初期の段階での、イメージをふくらませ方で、最大値は決定づけられてしまう。
イメージの段階、そこでどれだけふくらませ、どれだけ精製して、どれだけ心地よく平すか。
そのデキが、最後まで尾を引いてしまうコトになる。
ふくらますだけでは、雑なモノに仕上がる。
細部に気を取られれば、小さくてありきたりなモノにしかならない。
ふくらましながら、気遣いながら、縛りを持たせて、研いで磨き上げていく。
ほぼ最初に決まってくる。不慣れな状態でも、そこはルーズにしない、そう心に刻まなければイケナイ。
初期にナニをイメージしようか。そこでどれだけ、練り上げられるか、大方そこで決まっている。