うひとてま
積み木が埋まらないままに、ツギに流れて行ってしまう。
答えを求めるがあまり、埋まらずグラついた足場のまま、話を進めだす。
じつは埋まるはずの要素が、埋まっていない。
全て埋まれば、次が分かる。判断がつく手がかりになる。
みんなが分かっていると思えるコトでも、あえて納めて、全てを埋めて次に行く。
その方が、かなりの早道。
先を急ぐばかりでは、行き詰まり、仮初め答えにとどまるばかり。
抜け出すタメには、あえてわかりきったパーツを埋めていく。そこを足場にすれば、見落としていた、捜し物が出てくる。
埋める作業は、重要な有効打になる。答えを急ぐ前に、埋まるコトを待っている場所がないか確認してみる。
そこから、パッと世界が開ける。覆っていた、雲が晴れていく。そのタメにかけたい、埋めるという一手間。